おはようございます。
10月は、良い成績で終れました。皆様に感謝致します。
先週東京の販売店の社長様と逢う機会があり、いろいろ話しました。東京の分譲市場は、激戦で激しい価格競争をしています。そこの会社は他とは一線を画して、戦っている様子でした。汎用品のマージン率も弊社より2％は良く、学びになることが多い時間でした。
結局は、お客様から選ばれる価値のある企業のみが、適正なマージンを得られると言うことです。マージンが稼げないと言うことは、弊社や営業マンが、価値がないという事です。それには会社や個人が質を上げること以外にはありません。行動力・学習能力・情報能力等が必要です。
まずは基本に忠実に、挨拶・整理整頓からはじまり、掃除・各種提出物等の基本動作をきちんとする。内部がバラバラな状態からは、次の展開は生まれません。
そして塗料知識の習得・現場の把握・各種資格の習得・ＡＩ・ＤＸ関係知識の習得で、初めて基本動作の整った形になり、次の展開が生まれてきます。
さて、以前にもお話しましたが、世界をリードしたアメリカが今、力を失いつつあります。株価は過去最高で、ＩＴ企業の多くを抱え世界の経済の頂点に立っているアメリカですが実は、ＩＴ関連・金融関連に特化した現象で特に製造業が酷い状態にあります。自動車産業・造船業・鉄鋼業等、国際競争力が無いどころか、造れないまでの状態になっています。その影響で中産階級が没落して、その社会不満が、トランプ政権を生みました。製造業は衰え、財政赤字は膨らみ、教育や医療、インフラの問題が国の活力を削いでいます。党派対立が政策を止め、世界市場での優位も揺らいでいます。
つまり、アメリカの衰退は、経済・政治・社会・国際のすべてがバランスを失った結果です。私たちの教訓は明快です。「強さを維持するには、内側も外側も手を抜かず、全体をしっかり整えること」。
今日も、自分たちの仕事、会社の未来に全力を注ぎましょう。
令和7年11月4日
