おはようございます。
まず、第67期、当社は過去最高の業績を上げることができました。これは、ナガヤペイントフェアの成功といわゆる「ナフサショック」で、需要の先食いと価格の上昇のおかげです。お取引先様へは、供給を最優先で進めさせて頂きましたが、局地的に納期や数量でご不便をおかけしたお客様もいたのも事実です。そのひとつひとつに、皆さんが知恵を出し、粘り強く対応して頂いたおかげと感謝しております。
営業の皆さんは価格改定をお客様に説明し、業務店舗の皆さんは安定供給に奔走し、配送の皆さんは現場を止めることなく支え続けてくれました。まさに一致団結の精神で、この成績を実現できたのだと思います。本当にありがとうございます。
しかしながらその反動で6月下旬から一気に受注が少なくなってきました。ここで気を引き締めなければいけません。正直に申し上げ今期はナフサショックの影響が大きく需要の先食いと価格上昇の反動が今期避けられないものになると見ています。
昨年の米不足の例もあるように、原材料コストは上振しましたが、1年後はナフサ前より安くなる可能性もゼロではありません。今期の決算は、言ってみれば「最後の追い風」で達成できた部分が大だと思います。弊社だけでなくメーカーさんも同業他社さんもこの3ヶ月は、140%、150%UPしています。
第68期は、その追い風がなくなった状態で、いかに利益を確保していくかが問われます。これは当社だけの問題ではなく、業界全体が直面する構造的な課題です。油断大敵――今までと同じやり方では立ち向かえないという危機感を、私は強く持っています。
もちろんただ、危機感だけで終わるつもりはありません。先期、私たちはナフサショックという逆風の中でも好決算を実現できました。これは、当社に危機を乗り越え、さらに飛躍する力があることの証明です。
第68期は、原材料に左右されにくい収益構造への転換、お客様との関係強化、業務の効率化を、全社で本気で進めていきたいと思います。今現在もシステム変更で皆さんには戸惑いと苦労をおかけしておりますが、初志貫徹の覚悟で、一人ひとりが自分の持ち場で「今までより一歩先」を考える。そうした積み重ねが、今期も会社を、そして皆さん自身の生活を守ることにつながります。
第67期の成果に胸を張り、危機感を力に変えて、不退転の精神で共に前へ進んでいきましょう。
今期もよろしくお願いいたします。
令和8年7月6日

