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サイバー退職社員を日経コラムで激怒 藤田 晋社長

2014.10.07

「仕事投げ出しや引き抜きは許さない」

 

10月Ⅰ日の日経新聞2面のコラムで、こんな書き出しが有り注意深く読みました。

   日経サイトの14101日付コラムによると、この若手社員が会社を辞め

ようと有給休暇の消化に入ったことを聞き、「『社長が怒っている』という噂

が社内に拡散するよう」意図的に怒ったというのだ。

   その第1の理由として、藤田氏は、若手社員に新事業の立ち上げを任せてい

たのに、放り出す形になったことを挙げる。他社から転職のオファーがあった

としても、個人的な理由を優先して責任を放棄するのは、とても自己中心的な

考えだと非難した。しかも、会社に億単位の損失を与える失敗をしたことのあ

るこの社員に、経験を生かしてもらおうとセカンドチャンスをあげたのに、と

いうことも明かしている。

   2の理由としては、競合他社からの引き抜きを防ぐため、「一罰百戒」が

経営上必要だからだとした。2000年ごろのネットバブル時に、サイバーエージ

ェントでも引き抜きを行ったが、引き抜きに寛容だった業界2位以下の企業は、

その甘さから1位に勝てなかった。これを知ってから、引き抜きを受けた社員

にはあえて毅然とした態度を取ることにしており、その効果は絶大だという。

   藤田氏のこの告白は、ネット上で、大きな反響を呼んだ。どちらかと言えば、

批判的な声が多く、「社員は萎縮するだろうなと感じる」「退職者にとっては、

たまったもんじゃない」「ここで働きたいと思う人が増える?」といった異論が

相次いでいます。

いろいろ意見があるとは、思いますが要は、人間としてどうなの?

 

この1点につきると思います。

 

私自身も、引き抜きまではありませんが、多くの退職者と関わり、又お客様や

 

いろいろな会社の話を聞いての結論です。

 

責任放棄は、どこの会社に行っても同じことをするでしょうし、引き抜きに対

 

することも、同じことのような気がします。その人間のためにも、廻りにいる

 

社員に対しても、毅然な態度をすることはごくごく常識で当たり前だと思いま

 

す。経営者視線で考えていると言われようが、かまわないと思いますし、とか

 

く最近は、コンプライアンスとか消費者視線とかで、怒る機会や怒られる機会

 

が少なくなっている世の中で、藤田社長の主張は、共感しますし、至極正しい

 

と思います。

 

 

 

平成26年10月7日()

 

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